今日はカヤックで沖にでました。
夏の知多半島でよく釣れるこの魚は
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「ギマ」
今日は25センチ程度が2匹
この魚はうまいのか?
食べてみました。
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わざわざギマを狙って釣りに行く人も少なくありませんが、夏の知多半島ではよくギマが釣れます。
しかし、あまり好ません。
理由は大量に持ち帰ると下処理(捌く)のが面倒だからです。
ギマの下処理の経験者なら作業はスムーズに進みますけど、効率がいい手順を知らないと、本当に面倒な魚です。
そこで今回はギマの簡単な捌き方をご紹介します。
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ギマを捌く前に、準備するもの2つ
①ニッパー
ギマのトゲは骨の一部なので落とすには結力が必要です。
包丁でも簡単に折れないのでニッパーがあるとよいです。
②軍手
ギマはカワハギと同様に、皮を剥ぐ”必要があります。
しかし、体の表面がぬるぬるだったり、皮もザラザラして素手では痛かったりするため、手の皮を保護するのと滑り止めのために、軍手をつけたほうがよいです。
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ギマの捌く前に必要な下処理
ギマを捌くには、最初に背中と胸のトゲを落としますが包丁で切ることはかなり大変です。
切るというより、付け根に切り込みを入れてヘシ折るとまだ楽だと思います。
また最初の説明のようにニッパーでへし折るのが一番楽な方法だと思います。
※釣れた際はトゲをニッパーで切っておくと、袋を突き破られることもなくなるし、安全に家に持ち帰ることができます。
ちなみにトゲは骨なので、海に捨てても分解されずに残りやすく、いつか化石として見つかるかもしれません。
ギマを捌くのが難しい理由
他のカワハギ系も同じですが、皮が硬いため剥ぎ取る必要があるのと、包丁で頭を直接「ダァン!」と落とすことが難しいため、捌く工程が増えるのが難しい理由です。
特にギマは立派に育つトゲが厄介で、頭蓋骨とくっついているし、めちゃ硬いから簡単に切れないし、正しい手順を踏まないと捌けない魚です。
カワハギは、口か尻尾に切り込みを入れれば、そこから皮を全部剥げるので楽がギマはそれができません。
その上、表皮にあるぬるぬる成分が作業の邪魔をします。
このぬるぬるをとるには、熱を通すか洗い流すのが一番楽な方法です。
ぬるぬるを残すと臭いと酸っぱさが残るため、十分に洗い流すようにしましょう。
なので、活きで刺し身にするよりも、内臓とツノを取ってしばらく置いてから作業にとりかかると、ぬるぬるを出し続けることもないから、スムーズにできます。
ギマは生と加熱どちらがおいしい?
両方試してみました。
結論:どちらかと言えば刺身がおいしい
ギマの刺身は「劣等カワハギ」でといった味でしょうか。
個人的にはヒラメや鯛よりもおいしいと思います。
ただし肝の旨さは絶品です。
何も言わずにお客さんにだせば伝えず刺し身で出せば、大半の人が「おいしい!」というと思います。
煮物ではアラ煮になります。
ふつうに美味しいですがけど、出汁がでるほとの旨味がある魚ではないので、みんなで食べ比べてみたところ「刺し身のほうが美味しい」という声が多かったです。
ですので頑張って刺し身用に捌きましょう。
まとめ
夏によく釣れるギマを食べるなら
・煮つけよりも刺身
・ただし肝は別 肝醤油は格別
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#ギマの刺身
#ギマの肝醤油
肝醤油は最高です。
捌いた時も肝が大きくて驚くかもしれません。
間違っても肝を他の内臓と一緒に捨てないように気をつけてくださいね!
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